自分を知ることが本質的な美しさへ繋がる。佐伯 裕介

Special Interview

日本をはじめ数々のアジア圏を中心に、雑誌や広告、ショーメイクを幅広く手掛け、多方から圧倒的な支持を誇るメイクアップアーティスト・佐伯裕介さんにお話を伺いました。

"一般化された造形的な面でみる「美」だけではなくて、自分のことを理解してるかどうかが重要"


ー klarm timeをどう過ごしましたか?

今日は朝にklarmでクレイパックをして、一緒にお塩も入れたお風呂に入りました。
自分の気持ちを整えたり、目には見えない「気」のようなものをリセットしたいと思った時に、泥や塩、自然界にあるものを意識的に取り入れるようにしています。
アーシングとしての目的もあります。
生活の中で大事なことがある日に使うのがオススメで、何か新しいことに挑戦するタイミングや気持ちのスイッチのオン・オフの切り替えのためにもklarmを使用しています。

ー klarmの使用感はいかがでしたか?

自身の職業柄もあって、これまで様々なクレイ製品を使ってきました。
一般的にはクレイパックといえば “乾燥しやすい” イメージがあった中、klarmのクレイは老廃物は取れているのに潤いもしっかり残っていると感じました。
1回使用しただけでお肌が引き上がる実感はなかなか得られるものではないし、そのあとのスキンケアの入り方も、klarmのパックをした日としていない日のお肌が全く違うのには驚きました。

日焼け止めを毎日塗ったり、ファンデーションや美容のために塗っているクリームが肌の上で酸化してしまったりします。そういった様々なものが層となって肌に蓄積してしまうとせっかくの化粧水や美容成分が入らなくなってしまう。
定期的にクレイパックを使ってリセットしてあげることで、肌のターンオーバーが整いよりスキンケアの効果が高まるので重宝していきたいアイテムです。



ー 日常の中であえて一手間かけていることはありますか?

仕事においては、自分が作りたいものに対してどういったプロセスを踏めばそれが最高のものになるかということを常に考えていて、一手間という考え方ではないかもしれないですが、最高ものに仕上げるためのプロセスは一つ一つ徹底しています。
手を抜いたことは自分自身にしか分からないことかもしれないけれど、だからこそそこで手を抜いてしまうと後になってやっておけばよかったと後悔してしまう。
それはとても嫌なので、一手間とは少し違いますが仕事では絶対に手を抜かないタイプです。

日常において言うと、あえて一手間をかけていることだらけかもしれない(笑)
生活の中に余白を設けることや一息つける時間を大切にしています。
もともと潔癖なところがあって、自身の生活する空間一つをとってもやろうと思えばどこまでも整えられてしまうのですが、そういう完璧を求めた空間って、生活していても人が来ても疲れてしまったりする。
ガチガチにルールを決めしてしまうと自分が苦しくなってしまいますよね。
猫と一緒に生活をするようになってから、さらに日常における余白の時間を意識するようになったのかもしれません。
今は風の時代だし、いい意味で力を抜きながら生活していきたいですね。

ー インスピレーションを受けたい時どこへいきますか?なにをしますか?

最近のインスピレーションの源はキャンプです。
多い時は週に3回程行っていました。行き過ぎなくらいだったんですけど(笑)
キャンプにいくと五感をしっかり使っている感覚があるんですよね。
星がクリアに見えたり、夜の外の音がすごく静かだってことに気付いたり、作ったご飯がすごく美味しく感じたり。
自然の中であらゆることを五感で感じているときは、アーシングに近い感覚というか。
自然の中に身を置いた時に、自然と自分が繋がっている感覚があります。
「ああ、人間も自然の中の一部なんだ」って気付かされるというか。
同時に心も体もデトックスもされていると思います。

人間の脳は1日に2万の情報を処理していると言われていて、その2万の情報を処理する毎日が続くとやっぱりバランスが取りづらくなってきて、どこかで意識をしてリセットをかけないと人間らしくなくなってくるような気がしています。
朝日が登る前にテントの外に出て、友達と一緒にコーヒーを飲みながら朝焼けを待つ時間であったり、そういうなんてことない一瞬一瞬が清々しくピュアに五感で感じる時間がクリアなインスピレーションに繋がる気がしています。

でも、同時に大都会で生きるということも大好きなんです。
世界中どこをみてもこんなに面白い都市は他にはないと思っていて、東京での生活はもちろん大変なことも多くありますが、それも含めて都会で生きているからこそ感じられるインスピレーションも沢山あります。
都会と自然、どちらからもインスピレーションを受けている今のバランスが心地よいです。

ー 自己ヒーリング方法をおしえてください。

自分は自己ヒーリングのスペシャリストだと思っています(笑)
なにか自分の中で問題が起きたとき、その状況ときどきで何が自分に必要でどう対処したらいいか取扱説明書が自分の中であります。
昔はすごく落ち込んだりしてそこからうまく抜け出せずにいたりした時期もあったけど、自分と何年も向き合ってきたので、その時よりもより自分のことをわかっているからヒーリング方法もちゃんとわかる。
なので自己ヒーリングの一番の方法は、まず自分のことをよく知るってことだと思っています。

大切な家族やどんなに親しい友人が居ても、本質的に自分の味方をしてあげることができるのは自分だけで過去の自分から学んで救えるのも自分しかいないですよね。それは同時に自分との戦いでもあるんだと思います。
よくない時があっても、その逆でスーパーハッピーな時もある訳じゃないですか。全部がハッピーってことはあり得なくて両方のバランスがあっての人生だから。

まあでも、いまだに落ち込むこともあります(笑)
落ち込むけど、そんなときは「大丈夫、大丈夫」と声に出して自分に言ってあげます。
この声がけはすぐに実践できるのでおすすめです。

ー マイビューティールールを教えて下さい。

例えば容姿のコンプレックスについて、人ってどうしても自分のコンプレックスのそこだけにフォーカスしがちになってしまいますよね。
でも物事の捉え方はもっと立体的に、そして俯瞰してみることが大事だなと思っています。
トレンドよりも自分にはなにが合っているのかってことをわかっていることが美へ繋がるし、本当の個性なんだと思います。
美しい人は自分に対してきちんと肯定しているかどうかだと思うんですよね。
一般化された造形的な面でみる「美」だけではなくて、そんなことのもっと手前に、自分のことを顔や内面も含めて理解してるかどうかが重要だと思っていて、誰かの物差しに合わせて完璧を求めると視野が狭くなって自分に対して厳しくなりすぎる。
すごくいい顔をしているのに、コンプレックスの1点だけを気にしすぎて本来の輝きが曇ってしまっている人って多い気がしています。
さっきの余白の話とも通じるのですが、自分の気持ちが整っている状態じゃないとそういうポジティブな物事の捉え方ってできないと思っていて、だから結局は肯定感が大事。
肯定感をもつにはやっぱりちゃんと自分を知って、整える。
それが美しさへ繋がるんじゃないかと思っています。
年齢を重ねると自分のことがわかるようになって、どんどん生きやすく、楽しくなっていく。

あっ、でも、アンチエイジングケアは早くやれたら早い分だけ良いので、先行投資がいちばんです。(笑)

PROFILE

佐伯 裕介

佐伯 裕介

メイクアップ・アーティスト

yusukesaeki

メイクアップ・アーティスト。雑誌、広告、ショーメイクなどを幅広く手掛ける。計算し尽くされたテクニックと、仕上がりの圧倒的な美しさが持ち味。日本のほか韓国・中国などのアジア圏からもオファーが。著書に『自分のままで圧倒的に美しい』。 2022夏に自身初となるオリジナルプロダクトをローンチ予定。

FAVORITE klarm

No.3 aging care (80g)

ハリつやが目覚め、弾むようにつややかな上向き肌へ。

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